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※画像出典: eBookJapan
龍崎イクオと段野竜哉は孤児として育つ。小学生の頃、二人が世界で一番大切な柏葉結子が何者かによって殺害される。犯人の後ろ姿を警察に伝えようとするも、金時計を付けた警察関係者に脅され、事件は迷宮入りに。二人は警察への復讐心を胸に、龍崎イクオは警察官に、段野竜哉はヤクザとなる。
現行の法律上、
・違法アップロードファイルのダウンロードは民法上、違法(賠償金請求・ウイルス感染リスクもあり)
・違法コンテンツのアップロードは刑法/民法共に、違法(懲役・罰金刑・賠償金請求)
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つまり、1ファイルのダウンロードにより、2度の違法行為を重ねることになります。【実際の逮捕者が出ている状況、かつ近年の取り締まり強化の動きを鑑みて、漫画ファイルのダウンロードはやめる】ことを強くおすすめします。
そのため、No Money Manga(ノー・マネー漫画)では代替手段として、合法的に無料または安く漫画を読む方法をまとめています。
龍崎イクオと段野竜哉は、最愛の人を亡くした15年前の事件をきっかけに、警察への復讐を誓う。
龍崎イクオは警察官に、段野竜哉はヤクザの若頭へ。
15年前の事件で二人の証言をもみ消した警察官の手がかりは「金時計」。
二人は協力しながら、様々な事件を解決する中で、その金時計は一流大学を主席で卒業した者に与えられるもので、「金時計組」と言われていることを耳にする。金時計をした人間は間違いなくエリート。今となっては警察組織の幹部になっていることも間違いないと思われた。
連続ホームレス殺人事件が起きる。事件の犯人は元警察官・九条。九条は暴力団を摘発した報復に、妻と息子を撃たれた。妻は死んだが、息子は瀕死状態。息子を助けるために、「金時計」の男からの依頼でホームレスを殺した。そのホームレスは、15年前、龍崎イクオと段野竜哉の先生を殺した犯人だったのだ。「金時計」は口封じのために、犯人たちを始末しているのだった。
◆誘拐事件
娘が殺された。誘拐を疑う初老の養父の依頼をイクオが受ける。犯人を見事捕まえたイクオだったが、娘の様子がおかしい。娘の家へ向かったイクオは養父に虐待を受ける娘を見つけ、養父を逮捕した。
◆竜哉の誤認逮捕
宇働会の土橋殺害の濡れ衣を着せられた竜哉が逮捕された。冤罪を証明するために、イクオが調査に乗り出す。
◆竜哉の誤認逮捕(3巻からの続き)
ホステスの和美が犯人として逮捕され、無事冤罪を晴らした達哉。しかし、捜査一課の蝶野に龍崎の連絡先だけが入った携帯電話が見つかってしまう。連絡帳に入っていた番号に電話を掛けるが、龍崎は出なかった。しかし、蝶野は二人の関係を疑いだしてしまった。
◆「ハイジマ・コーポレーション」への潜入
15年前の結子先生を殺した犯人の一人、先日殺されたホームレスが所持していた名刺に書かれていた社名「ハイジマ・コーポレーション」。ハイジマ・コーポレーション自体はペーパーカンパニーだったが、関連企業に「アルカナH&B」という企業という名前があった。そして、「アルカナH&B」は二人が結子先生の元で、幼少時代を過ごした「まほろば」が建っていた場所だった。二人は「アルカナH&B」の社長・桂田と接触する。達哉は社長の目を盗んで、「ハイジマ・コーポレーション」の社員名簿のデータを盗む。
警察署に帰ったイクオはそのデータを見ようとした。しかし、いきなり二人の警官から銃を突きつけられ、USBを没収される。しかし、達哉たちは念のためUSBをコピーしていた。
◆バスジャック事件
早稲川大学大学院の学生がバスジャックを決行。そのバスに丁度乗り合わせたのがイクオと日比野だった。
◆バスジャック事件(4巻からの続き)
早稲川大学大学院の学生がバスジャックを決行。そして日比野は犯人に撃たれてしまう。
桐谷教授が学生が恋していた女子学生をアカデミック・ハラスメントにより、自殺に追い込む。学生はその復讐のためにバスジャックし、教授の孫が通う小学校へ突っ込もうとしていた。間一髪のところでイクオは犯人を捕まえるが、イクオは真犯人がそのバスの中にいたことに気付く。殺人の仕方を教える「殺人宣教師ザビL」だ。彼はバスの運転手だった。イクオと竜哉は「ザビL」の元へ訪れ、そのまま射殺したのだった。
◆警察官連続殺人事件
そして、その働きぶりが認められ、イクオは警視庁へ異動となる。日比野の父親・日比野國彦警視長の計らいだった。
そして、イクオの新しい相棒は阪東。イクオは武蔵野市で起きた警察官連続殺人事件を担当する。
一方、「ハイジマ・コーポレーション」の役員名簿を手にした龍崎は、そこに警察OBの名前が並んでいることを見つけた。
◆警察官連続殺人事件(5巻からの続き)
イクオは阪東と共に殺人犯を追う。阪東から、殺されている警察官は阪東の警察学校時代の同期だという。そして、犯人は中国系マフィアの生き残り林。阪東たちが逮捕した林が刑務所から出てきて、復讐をしていると推測。しかし、トビオは林のバラバラ死体を発見する。犯人は林ではない。真犯人は阪東の同期、中嶋の息子だったのだ。
阪東たちは麻薬と交換に情報を得るという違法捜査をしていた。警察上層部はその罪を中嶋に着せ、地方の交番へ左遷させた。中嶋の息子は、父の姿を見て、復讐を決意したのだった。
◆警察官連続殺人事件(5巻からの続き)
イクオ・阪東たちの活躍により、犯人の中嶋は無事逮捕された。日比野警視長の計らいで、二人の単独捜査もお咎めなし。警察官が犯人であったことも公表されることになった。
◆「アルカナH&B」と「ゼロ」の登場
イクオたちが育った「まほろば」の跡地に建てられた「アルカナH&B」を見張る竜哉。そこに金時計の男と公安がやってきた。中に侵入した竜哉は社長・桂田の死体を発見する。そのまま公安に殺されそうになった竜哉の前に、捜査一課の蝶野が現れる。公安は蝶野を説得し、竜哉を連れ去ろうとするが、蝶野はそれを拒否。警視長公安部門の秘密組織「ゼロ」に属す二人は帰っていった。
そして、桂田が持っていたファイルから、「まほろば」の写真、子どもたちの写真、そしてイクオ・竜哉の子供時代の写真があった。さらに警察官の格好した結子先生の写真も。
◆アイドル殺人事件
イクオの相棒であった阪東は教育係になった。そしてイクオの新しい相棒として日比野が警視庁へやってきた。
今回の事件はアイドル・遠山千明の殺人。遠山千明からは覚醒剤が検出される。権力者たちが集う「裏サロン」で遠山は接待していたという情報が上がってくる。
◆アイドル殺人事件(7巻からの続き)
またしてもアイドル・安東がゴミ置き場に遺棄される。今回は運良く意識を取り戻した被害者は、日比野に裏サロンのことについて話す。世を賑わすイケメン俳優・阿久津が犯人だと言う。それを聞いた日比野は一人裏サロンへ潜入するのだった。
そこで日比野は阿久津に襲われる。しかし、間一髪のところでイクオに助けられたのだった。そして日比野は被害者であった安東が裏サロンの主催者であることが判明した。二人の大手柄だった。
◆警視総監暗殺事件
小学校で挨拶をしていた警視総監がスナイパーに撃たれた。警視総監とは東京の警察をまとめる警視長のトップである。捜査の途中、デリヘル嬢がイクオの元へ。姉が殺されたと。イクオは竜哉の助けもあり、元ホストを犯人として捕まえる。その元ホストは山城組に騙されて、風俗嬢のホストクラブへの売掛金を回収しきれず、破産。山城組への恨みを持っていた。そして、元ホストはイクオたちが山城組と繋がっている警察かと疑う。今回の警視総監射殺の犯人も警察から山城組へ支持されたと主張していたのだった。イクオは金時計たちへの少しずつ近づくのだった。
そして、イクオと竜哉の高校時代に時は遡る。結子先生の殺害事件の後、別々の施設に送られた二人は会うことはなかった。そんなある日、結子先生の命日に墓参りに訪れた竜哉はイクオと再開する。しかし、イクオは相変わらず意気地なしで、同級生からいじめを受けていた。しかし、結子先生の形見であるネックレスを奪われたイクオは同級生を瀕死にさせる。イクオは施設で空手を習っており、喧嘩が強かったのだ。
それを見た竜哉はイクオと共に前へ進むことを決意した。
◆イラン人殺人事件
現場に駆けつけたイクオは初めての交番勤務でお世話になった上司・善波と出会う。イラン人たちは麻薬の売人であり、同地域の売人たちから恨みを買っていた模様。そして、イラン人の少年が殺人現場に居合わせ、足を撃たれるも命からがら逃げ出していた。
そして、その殺人に関わった麻薬グループと裏取引を続けていたのが、なんと巡査長の善波だった。善波はイラン人の少年を警察署支給のニューナンブで撃ってしまっており、施条痕ですぐに犯人がバレてしまう。善波は弾丸を取り返すためにイクオと共に山中を捜すが、少年が足を怪我していると口にした善波に対して、イクオはなぜ善波が少年の怪我の場所を知っているのかと問いただす。イクオは善波を犯人として捕まえるのだった。
◆竜哉が我孫子会の直参へ出世
元々竜哉は三次会という、我孫子会本家から距離のある組織の若頭を務めていたが、その手腕から、直参へ昇格する。竜哉が我孫子会を選んだ理由はただ一つ。我孫子会を実質的に支配する我孫子会会長の妻が金時計組だったからである。
◆警視総監射殺犯を特定
山城組の組長たち8名が自殺。遺書にて犯行を認めた。しかし、それも全て「金時計」の男率いる公安「ゼロ」の仕業だと思われた。
山城組組長らが自殺をし、一人取り残された息子の山城隼人。イクオたちは隼人を探して、遊園地へ向かう。無事隼人を見つけることができたイクオたちであったが、そこで公安「ゼロ」の我那覇たちに命を狙われる。
竜哉は我那覇と素手の格闘を繰り広げ、見事勝利したのだった。
我那覇を始末した竜哉だったが、公安の秘密組織「ゼロ」の班長を務める忍足(おしたり)が最後の刺客として襲ってくる。イクオの助けにより、忍足を捕まえることに成功。「金時計」の男の情報を求める竜哉たちだったが、何者かによって、忍足も始末されてしまう。「金時計」の指示によって、忌み枝として剪定されてしまったのだ。
そして、唯一結子先生の殺人に居合わせたイクオがその日のことを思い出してしまった。自分に向けられた銃口は「ゼロ」によるものではなかった。それは結子先生だったのだ。。。
◆三島課長の外伝
三島課長の過去の事件を描く。またクリスマスの日に会おうと約束したヤクザ男と立ちんぼの女。ヤクザ男は表の世界でも裏の世界でも追われる立場になってしまったが、5年後、立ちんぼの女の元に本当に戻ってきた。その姿は変わり果てていた。三島はその男を逮捕した。
◆予備校生自殺事件
高校3年生の朝倉宗太郎が自殺した。そして体内から覚醒剤が検出された。犯人は予備校教師。ヤクザから仕入れた覚醒剤を生徒に売りさばいていた。しかし、朝倉が警察に密告しようとしたため、教師は朝倉を殺した。
◆蝶野が同僚・東海林に命を狙われる
蝶野の駐車場に爆弾が仕掛けられた。間一髪のところで避けた蝶野だったが、逃げる犯人を見つける。犯人は蝶野の同僚・東海林。東海林は覚醒剤の横流しをしていたのが警察上層部にバレた。上層部は蝶野を殺すなら無罪にすると取引を持ちかけてきたのだ。しかし、東海林は蝶野を殺せず、自殺した。
◆三島の娘、誘拐事件
三島には養子の娘・桜がいた。三島はかつて捜査一課の敏腕刑事だった。しかし、少女を誘拐し、3ヶ月間暴行を加え続けた犯人・梶浦を逮捕してから、三島は捜査一課から所轄へ異動。三島は罪滅ぼしとして、覚醒剤で父が死んだ桜を養子として引き取ったのだ。
その桜が刑務所から脱走した梶浦に誘拐されてしまった。
◆三島の娘、誘拐事件(13巻からの続き)
三島は桜が監禁されている場所を突き止め、無事梶浦の手から桜を奪い返す。しかし、犯人はもう一人いた。桜の幼稚園の先生だった。彼女は、三島が捜査一課を離れるきっかけとなった事件で、梶浦に暴行を受け続けた女性だった。そんな先生が、現場に駆けつけるのが遅かった三島へ強い恨みを抱いていたのだった。イクオの助けもあり、梶浦と幼稚園先生を無事捕まえたのだった。
◆聖副総監
聖副総監が「金時計」の男である可能性が浮上した。そして、日比野の父にイクオと日比野は呼び出される。二人は監察官に異動となった。そして特別任務が言い渡される。腐敗の権化・聖副総監を裁くことだった。
聖副総監は自分の特命部隊を設置した。礼状なしに暴力団の摘発にかかる違法捜査をやっていた。その証拠を取ってこいと日比野監察監に命令されたイクオは、その摘発現場へ潜り込む。そこで出会ったのはなんと蝶野。蝶野は「悪に染まっても自分の獲物を追い続ける」と宣言。蝶野は竜哉を追い続けていたのだった。
一方、竜哉は自身のシノギを卜部一家に追い越されていた。妻である桐乃に組を渡すことを許さない我孫子会会長は卜部のバックについて、桐乃の殺害を命じた。竜哉とイクオの関係に気付いた桐乃に対して、竜哉は復讐の話を伝える。それを聞いた桐乃は竜哉を信頼すると。その代わり、自身を守り続けろと竜哉に命令するきりの出会った。
そして、豪華客船「エスメラルダ」で裏カジノが開催されるという。しかもそこは卜部一家のフロント企業が運営しているという。そこへ聖隊が違法捜査で卜部組を摘発するため潜入するという。聖隊の違法捜査の証拠を掴むため、エスメラルダに潜入したイクオはなんとそこで卜部一家の組長と会話する竜哉の姿が。卜部一家に招待されて、我孫子組会長の妻・桐乃の護衛として竜哉も来ていたのだ。卜部一家により、命を狙われる桐乃だったが、イクオにより、間一髪のところで免れる。銃所持犯がいたため、聖隊の刑事たちは一般客の避難に移ることに。
卜部一家を支える天羽兄弟により、殺された卜部一家の組長。そして、天羽兄弟は竜哉の命を狙う。
豪華客船「エスメラルダ」で、竜哉とイクオは天羽兄弟との勝負に勝った。そして、ついに「金時計」の男と思われる聖副総監と対面する。竜哉とイクオは聖に襲いかかる。その最中、聖隊の隊員が竜哉を撃つ。竜哉はそのまま海の中へ沈んでいく。その瞬間、竜哉は昔の記憶を取り戻す。金時計の男は聖じゃない。
聖は懸命に竜哉を捜索。
一方、ウロボロスのネックレスを手にした日比野は公安に狙われる。すると、フリーライターを名乗る那智聡介に助けられる。那智聡介は「まほろば」の事件を追っていたのだ。那智聡介から龍崎イクオの過去を知らされる日比野。そして、イクオが意識不明で病院へ搬送されたことを知る。
聖副総監が強引な違法捜査を繰り返していたことが世に公表され、聖は退職。警察組織内の聖隊も解散となった。
ウロボロスのネックレスについて、調べる日比野。ウロボロスについて調べてくれていた同僚の基(もとい)が自殺。公安の仕業である。
フリーライターの那智聡介もまほろば出身。ウロボロスの中に仕込まれたICチップのパスワードを入力し、中のデータを日比野に見せる。そのデータは結子先生が日々まとめていたものだった。結子先生は警視庁公安部の警官だった。
しかし、突然那智聡介は日比野を誘拐。そして、父である日比野國彦を呼び出す。那智はまほろば時代に妹を攫われている。その犯人だと思われる日比野國彦に真相を聞き出そうとしたのだ。しかし、道中、那智たちが乗る車は公安に襲われる。逃げる那智と日比野だった。
公安・赤鼻から逃げる那智と日比野。那智の悪知恵により、赤鼻を追い返すことに成功。そこへイクオも駆けつけた。イクオは日比野が全てを知ってしまったことを知る。そして、公安の追っ手はいなくなった。任務は完了したからだ。日比野國彦首席監察官の暗殺である。
そして、ウロボロスの中にあったICチップ内のデータに署名されていた”saotome”という医師のサイン。フリーライターの那智は早乙女を知る医師と会う。早乙女は移植医。そして、心臓手術の必要な娘を持つ父親だった。しかし、早乙女はある日突然退職し、数年後自殺している。
一方、死んだと思われた竜哉が生きている可能性が出てきた。竜哉の武器庫から武器を持ち出した形跡があったのだ。
イクオの前に現れた竜哉。しかし、竜哉はイクオの記憶を失っていた。部分健忘であった。
小夏先輩が金時計男の部下。小夏が日比野首席監察官を殺害したのだった。そして、小夏は早乙女医師の娘。早乙女が那智の妹の心臓を小夏へ移植したのだった。しかし、早乙女医師は罪悪感から移植手術後、自殺してしまったのだ。そして、小夏が真実を告げる。金時計の男は警視総監・北川貴一郎であると。
そして、イクオは北川に呼び出される。北川のSPになるよう指示を受ける。イクオは北川と殺されることも殺すこともできる距離にいることになったのだ。そしてSPには蝶野の姿。蝶野は北川と段野竜哉の両方を逮捕することを強く決意していたのだった。
北川のSPとして、結子先生の殺人犯と接触するイクオ。イクオは結子先生の過去を北川から聞く。結子先生は元々半グレの少女。それを拾った北川と結子は恋に落ちる。政略結婚した北川であったが、愛し合っていた結子は警察官になることを決意。公安に所属されたのだった。当時は15歳未満の臓器提供が認められていなかった。そのため、多くの患者は多額の資金を用意して、国外で手術を受けていた。しかし、裏で国内臓器移植をするために、「まほろば」という養護施設が作られ、孤児たち15歳未満の臓器提供が行われていたのだ。そして、結子は任務として、その施設運営に当たっていたのだ。衝撃の事実を知ったイクオは北川を殺すことに躊躇する。
そして、遂に運命の日。北川は始球式に臨む。イクオとの記憶を無くした竜哉は一人で北川の殺害を目論むのだった。
始球式本番。北川がマウンドに立つと、照明が一瞬落ちた。照明が戻ると、マウンドには銃を構えた竜哉がいた。しかし、竜哉と北川の間にイクオが立つ。自分だけが罪を背負って死のうとする竜哉を止めるためだった。
そして、北川がある独白をする。龍崎イクオの母親は龍崎美咲。美咲は北川のS、つまり情報提供屋だった。北川は結子、美咲などの複数のSを抱えることで難事件を解決、出生していったのだ。そして、北川はイクオの父は自分であると告白する。
イクオと竜哉は北川を人質にとって、逃亡。公安からの追跡を何とかかわしながら、イクオは北川を殺そうとする。
北川は結子を殺したのは自分だと告白。そして結子が銃口を向けたのは、北川だと。結子は「まほろば」の臓器提供という裏の目的を知らずに運営を任されていたが、ある日その事実を知ってしまう。その裏情報をウロボロスのネックレスの中にICチップとして盗んだのである。それをしった北川が結子を殺害したのだった。
一方、日比野は元警視総監と接触する。そして衝撃の事実を知る。結子先生は北川に殺されたはずだったが、何とか一命をとりとめていたのだ。障害で言葉も喋れず、生き延びても数カ月の命だった。元警視総監の妻が運営する離島の診療所に預けられた結子先生は、地元の人々に愛されながら、息を引き取ったのだ。
イクオたちの手から逃れた北川が逃亡を図ろうとしたとき、北川の前に日比野が現れる。日比野を捕まえるために。
北川は別の派閥の人間により焼き殺されてしまう。イクオと竜哉の復讐が終わったときだった。
そして、イクオたちは北川の息子に会いに行く。息子に自分たちを殺させて復讐を終わらせるためだった。しかし、息子は二人を殺さない。その代わり、父を殺した犯人を殺してほしいと。それを受けて、イクオたちは父を殺した犯人に会いに行く。二人はその犯人を殺さず、脅した。殺しても次から次へ似たような輩が出てくるから。
そして、イクオと竜哉は結子先生が最期を迎えた離島へ出向く。しかし、島は警察に包囲されてしまう。全ては日比野の仕事だった。
日比野はイクオに自首させるために説得に当たる。しかし、イクオたちの説得に失敗。イクオと竜哉は崖から飛び降りてしまう。絶命したと思われた二人だったが、二人の遺体が見つかることはなかった。そして、人々は日常へ帰っていく。
日比野は今での現場で走り回っているようだ。ある日、日比野は裏の組織と繋がる警官を追い詰める。しかし、相手にやり返され、意識を失った日比野。目を覚ますと、犯人たちは意識を失い、手錠を掛けられていた。そこにはイクオと竜哉の匂いが残る。二人は今でもずっと一緒にいるのだろう。(完)
・ドンデン返しの展開が好きな人
・裏の顔を持つ主人公が好きな人
・刑事/ヤクザの物語が好きな人
・漫画「サンクチュアリ」が好きな人
◆物語の概要
検挙率No.1の刑事・龍崎イクオと、ヤクザの組長までのし上がった段野竜哉。孤児として同じ施設で育てられた二人。大切な先生を目の前で殺された二人。二人は金時計をした警察官に犯人に関する証言を口止めされる。そんな二人はそれぞれ表と裏でトップまでのし上がり、大切な先生を殺した犯人、金時計の警察官に復讐することを誓った。
◆おもしろポイント
漫画「サンクチュアリ」と設定が似ていますが、金時計の警察官を探す二人は協力して、次々と衝撃の事実を発見していきます。明かされる驚愕の事実に、ドンデン返しの連続です!早く次の巻が読みたいと、伏線だらけの物語に吸い込まれていきます。
ドラマ化もされた大人気作品。二人の復讐の先を是非皆さん確かめてください!
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