かみちゅ! 完結 全2巻 読みたい

あらすじ・ネタバレ

◆概要
ある日突然神様になってしまった女子中学生一橋ゆりえとその周りの人々の生活を描いた日常系漫画。

◆おすすめする人
・神様がテーマなのが好きな人
・日常系ファンタジー好きな人
・ユルい展開が好きな人

◆あらすじ・ネタバレ
主人公の一橋ゆりえは普通の女子中学生。そんな彼女がある日突然神様になってしまう。本人は無自覚だが立派な神様となる可能性をもっており自分の名前を冠した台風を発生させたり、小型の雨雲を室内に出現させたりできるほどの神通力を持つ。神様になってからは、人々の願い事を叶えたり、町や神社の行事などに参加したりといった神様としての仕事と、中学生としての生活を両立させる毎日を送っている。そんなゆりえの幼馴染でありクラスメイトの四条光恵は突っ走り気味な祀と流されるゆりえのストッパー的存在。子供っぽく危なっかしいゆりえのことを常に気にかけており、よく神様の依代にも使われている。もう１人クラスメイトの三枝祀はゆりえが神様になったことをきっかけに心の友になる。ただし神通力はなく神様を視認すりことはできない。来福神社の長女で神社が貧乏なため、いつもお金儲けのことを考えている。妹の三枝みこは姉とは真逆な大人しい性格で通力を持っており神様を見ることができる。ゆりえが淡い想いをよせているクラスメイトの二宮健児は書道に一筋なおっとりしたマイペースな男の子で書道以外のことにたいしては鈍く、ゆりえの気持ちにも気づいていない。そんな中学生でもあり神様でもあるゆりえの日常を描く現実の世界を舞台にした日常系青春漫画。

◆おもしろポイント
神様になるいうこと自体は無きにしもあらずという感じで描かれており本来ならとんでもないことだが友人も「何の？」と普通にそのことを受け止めているところがおもしろポイント。アニメ化もされた人気漫画。広島県を舞台にしており作中では尾道市内に実在する店の名前が使われている。この淡々と進む会話と日常が読んでいて癒される。また一人一人のキャラが個性豊かなのでバランスがよくこの世界観にもあっている。なじみやすいストリーとキャラがいいこの作品。ほのぼのとした日常漫画だが甘酸っぱい青春物語要素もあるので皆さんも神様になったゆりえの日常をのぞいてみて癒されてみてははどうだろうか。