天獄の島 完結 全3巻 読みたい

天獄の島

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あらすじ・ネタバレ

◆概要
死刑の替わりとして流刑が復活した日本で、自分の親を殺した男に復讐をするために流刑地へと乗り込んだ男の戦いを描いた漫画。

◆おすすめする人
・サバイバルサスペンスが好きな人
・バイオレンスな恐怖が好きな人

◆あらすじ・ネタバレ
西暦2009年、国際社会からの批判を受け死刑を廃止した日本ではそれに替わる極刑として流刑が復活した。元戦場ジャーナリストの「御子柴鋭」は5人の命を奪った罰として、遠流の刑に処され太平洋の孤島「天獄島」へと移送された。
他の受刑者たちと島の入り口まで送られた御子柴は、一度通ったら戻ることのできないゲートを抜けて島の内部へと足を踏み入れる。その直後、どこからか矢が飛来し受刑者の一人が命を落とす。弓矢によって襲撃を受けていることに気づいた御子柴は、狙撃手の位置を特定し一気に距離を詰め弓矢を奪う。生き残った受刑者「上妻」と一緒に行動することになった御子柴は狙撃手を逃し、野宿をすることにする。その夜狙撃手の仲間たちが御子柴たちに夜襲を仕掛け、御子柴はこの島についての情報を得るため彼らのボスである石斧を持った受刑者と対決する。石斧の強烈な一撃に苦しめられる御子柴だが、一瞬の隙きをつき勝利を収める。
石斧に勝利した御子柴は「榊」という男を探していることを明かす。榊は御子柴の両親を殺害した仇であり、彼に復讐するため御子柴は罪を犯したことを説明する。石斧は榊についての情報を得るため、御子柴に島の北側にある町「天国」に行くことを勧める。天国が恐ろしい力をもった受刑者によって支配されている場所だと石斧は説明するが、御子柴は復讐を遂げるため天国の門をくぐり内部へと進んでいくのであった。

◆おもしろポイント
両親を殺した男に復讐するため自らも罪人となり、流刑地へと乗り込む男の姿を描いたサスペンス漫画。法律や警察による治安の統制もない絶海の孤島で、受刑者たちが生き残るために人としての感情を失くし残忍になっていく様子におぞましい恐怖を感じる。御子柴と榊の過去が少しずつ明らかになり、御子柴は榊の手がかりを追って島での過酷な生活に身を投じていく。

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"天獄の島"の基本情報

作者 落合裕介
雑誌 漫画ゴラク
カテゴリ その他

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